インターンに参加するときに必要な4つの考え方!

インターンシップが鍵とも言われる16卒の就職活動。

さて、そんな就活にたちむかう16卒就活生の皆さんの中にはインターンシップにこの夏参加しようと考えている人も多いのではないでしょうか?

 

今回は皆さんと、「なぜ」インターンに行く必要があるのかについて一緒に考えていきたいと思います。

 

そもそも、インターンシップとは何か?

インターンシップとは

「学生が一定期間、企業の中などで研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度。」というニュアンスの言葉です。             Wikipedia参照

 

 

まず、お伝えしておきたいのは、私は「ぜひインターンに参加してほしい。」という意見を持っている人間であるということです。

 

私の就活体験談、そして現在多くの学生と面談をしている中で感じていることをお伝えしていきます。

 

「インターンシップに参加しなきゃ!」

 

このように思っている人の大半は以下のような考えではありませんか?

 

・行きたい業界・企業のインターンシップに行こう!

・有名な会社のインターンにとりあえず行こう!

・周りが申し込んでいるし、インターン行かないとヤバいかな…。

・インターンに行かないと選考に不利なのかな?

 

ほとんどの学生はこのようなインターン・ミーハー・スチューデントです!!

*私も昨年はこのような学生でした。

 

彼らはインターンを終えて、

「俺、○○社のインターンにいってきたぜ!」「○○のインターンやばかった!!最高!!」などドヤ顔でツイートする傾向にあります。

*はい、昨年の私です。いい経験にはなりましたが、完全に受け身の姿勢でインターンに参加していました。笑

 

そういう友達を見て、謎の危機感を感じる学生が多いことは確かです。

 

しかし、そのような就活生は就活の後半に苦戦してしまうことがあるのです。

「あれ?どこも素敵に見えてしまう・・・。あれ?私って本当はなにがしたいんだろう?」

 

受け身の姿勢でインターンに参加してしまった影響で、いい所ばかりに目が行き、自分が企業を選ぶ基準が分からなくなってしまうのです。

そうなったら、大変なんです。

悪循環にはまってしまい、苦戦してしまいます。

 

本当にインターンで得るべきものって思い出のような経験や、「やばかった!!」といったような感想なのでしょうか?

 

読んでくださっているみなさんには、せっかくだからインターンを利用してほしいなと考えています!

 

さて、ここから本題に戻りますが、

 

「なぜ」インターンに行く必要があるのでしょうか?

 

この話をするためには、二つの視点でのインターンの目的について整理したいと思います。

*全部の会社に言えるわけではありません。ご了承ください。

 

「企業視点での目的」

企業側はもともとは在学中の就業体験という名目でインターンシップを用意しました。

しかし、最近はPR採用活動としてインターンを利用しようとしている傾向があります。

 

・自社の事を就職活動が始まる前に多くの学生に知ってほしい!

・学生と多くの接触機会を持ちたい!

 

つまり、知ってほしい!・学生と会いたい!この想いを現実にするために企業にとって便利だったのがインターンシップなのですね。

*全てのインターンがこのような視点ではありません!要注意!

 

「学生視点での目的」

学生は大学もしくは就活サービスなどで色んな企業のインターンシップを探します。

しかし、インターンに参加することが目的となっていることが最近多くなっているように感じます。

理由は様々です。

 

・先輩がすすめていたから。

・先輩がみんな参加していたから。

・就活何からはじめればいいか分からないときにサイトで見かけたから。

・友達がみんな行くから。

・行きたい業界の事を知りたいから。

 

果たして、参加することが目的でインターンに臨んだところで

「最大限インターンシップという機会を活用できるのか??」

ここが疑問に残ります。

 

何を言いたいのか。

 

あれ?

企業側の視点ではインターンに明確な目的があるのに、学生視点では目的がぼんやりとしている…。

 

そう、ここに気付いてほしいんです!!!!

企業はインターンシップの先にPRや採用活動を意識しています。

学生の多くは先が見えていないからこそ、そこがぼんやりしがちです。

 

では、これからは学生がインターンに行く際に意識してほしいことを就活を経験した先輩として綴ることにします!

「インターンに参加するときに必要な考えベスト4!」

①    選択肢を増やそう!

②    自分が何に向いていて、何にワクワクするのかを知ろう!

③    企業の事を知ろう!

④    社会との接触機会を持とう!

 

   選択肢を増やそう!

「やりたいことが分からない。」「この業界で働きたい!」このような学生は多いと思います。しかし、なぜその状態なのでしょうか?そこには「自分が社会にどのような仕事があるか知らない。知っている仕事の中から将来の道を選ぼうとしている」という状況がありませんか?

「この業界で働きたい」という想いが明確な人も、果たして本当にそれはアナタがやりたいことなのでしょうか?他にもっとやりたいことが社会にはあるかもしれませんよ?*一概には言えませんが。

だからこそ、業界などにとらわれず、インターンの募集要項を見て楽しそうだったら、是非エントリーしてみてください!

 

   自分が何に向いていて、何にワクワクするのかを知ろう!

さて、人生で今までワクワクしたことってどんなことですか?

体育祭?文化祭?サークル?旅行?告白?さて、どんなところに共通点があるでしょうか?そしてそのワクワクする共通点って仕事にも当てはまるのでしょうか?

それは体験してみないことには分からないですよね。

だからこそ、インターンでそのワクワクを探してほしいんです!

 

   企業の事を知ろう!

企業の事を知る絶好の機会です!

イメージだけで就活をしていく事にあなたは抵抗がありませんか?

企業は就職活動が始まると忙しくなります。だからこそ、この夏!インターンシップという場所を最大限利用して企業の事を調査してみてください!!印象と違う事ってよくありますよ。

*ただし、企業側もいいイメージをもって欲しい為、参加した企業全てが素敵に見えることがあります。あらゆる事に「何故?」と、問いを持ちながら参加すると、更に企業の事が分かるようになるかもしれませんね。

(私は色んな企業が全て素敵に見えて、就活で絞れるのだろうか?と悩んだ時期もありましたよ!)

 

   社会との接触機会を持とう!

就職活動が始まってから初めて、社会人と接触する人も少なくはありません。

社会人と話すだけでも緊張して、自分の伝えたいことをうまく伝えることが出来なかったりします。

インターンでは社員さんも気軽に接してくれますので、いい意味で慣れるためにインターンに参加してみてはいかがでしょうか?

 

~まとめ~

「なぜ」インターンに行く必要があるのか?

この答えは

①    選択肢を増やすため

②    自分が何に向いていて、何にワクワクするのかを知るため

③    企業の事を知るため

④    社会との接触機会を持つため

です。

 

インターンシップにただ参加するのではなく、「目的をもって参加する」ことが大事なのです!

受け身の姿勢では進歩しません。

せっかくお金も時間もかけてインターンに行くのであれば、この記事に書いていることを意識して参加されてみてはいかがでしょうか?

 

 

次回はオススメインターンシップ情報一覧をご紹介します。お楽しみに!

 

 

熊本県立大学4年。【世界中の人が笑顔で働ける日本を創る】を目標にキャリア関係で活動中。いくつかの学生団体の立ち上げを経験。好きな事はマラソン。しかし喫煙者。そこそこ走れる喫煙ランナー。