前回に引き続き、松竹ゆにはさんと井上瞳さんにインタビューを行いました!!
NO.1はコチラ。
松竹ゆにはさん
ゆったり落ち着いた雰囲気でいらっしゃった松竹ゆにはさん。
ロマン長崎の中では最年長ということもあり、インタビューにも緊張する姿を見せずに答えてくださいました!
その落ち着いた雰囲気の裏側に迫りました!
◆自己紹介をお願いします
はい。私は長崎大学の大学院1年生で、助産師になるための勉強をしています。出身は長崎の、諫早というところです。
よく“ゆには”っていう名前の由来を聞かれます。私は母のお腹の中にいたときに、命が危なく母が入退院を繰り返していたそうで、たくさんの人が神社でお祈りやお参りをしてくださったので、神社のお庭で、神様にお供え物をしたりお祭りをしたりする神聖な場所を“斎庭”(ゆにわ)と言いますが、そこからお名前をいただいたそうです。
◆大学院ではどのようなことを勉強しているんですか
もう看護師と保健師の資格を持っていて、今は修士の勉強と助産師になるための勉強をしています。
妊娠、出産、育児に関することや、女性のライフスタイルにおける支援、国際保健など多くのことを学んでいます。
◆なぜ助産師のお仕事について勉強しようと思ったんですか
今までに勉強した中で、助産学が一番面白くて興味を持ったからです。もともと子どもが大好きだったので、お母さんや子どもたちの支援ができたらいいなあと思うようになりました。
看護師もすてきな仕事だと思いますが、助産師になって自分の手で子どもの命を守りたいと思ったからです。
◆趣味やサークル活動、好きなことがあれば教えてください
剣道部に入っていました。剣道は小さい頃からやっていて、試合なんかと比べちゃうとインタビューくらいでは緊張しなくなりました(笑)
旅行が好きで、今までにもいろんなところに旅行に行きました。いつも仲良しの友達5人くらいで、弾丸で遊びに行きます。
今までにアルバイトもいろいろとやりました。今は、もう看護師の資格をもっているので、学校がない日は看護師として働いています。
最近は学校、仕事、ロマンの活動で、本当に休みがなくて大変なんですが、アロマを焚いたりウォーキングをしたりして気分転換をするようにしています。楽しみを我慢するのは嫌なので、暇を作ってよく友達とご飯に行ったり、遊びに行ったりもします。
◆なぜロマン長崎に応募しようと思ったんですか
友達が2013年度のロマンをしていて、彼女に背中を押してもらい応募しました。
◆これまでのロマン長崎の活動で印象に残ったことはありますか
長崎、神戸、横浜、函館、新潟の開港5都市のお祭りがあって、私はGWに横浜まで行きました。少し恥ずかしかったですけど、オープンカーに乗って手を振ったりしました。その時に観光もできましたね。
横浜での様子
◆松竹さんが紹介したい長崎の魅力とはなんですか
私がおすすめしたいのは、長崎の夜景です。
世界新三大夜景に選ばれたということもありますけど、長崎の夜景は、つくった夜景ではなくて、長崎独特のすり鉢状の地形と家々に灯っている明かりが生み出した自然の夜景です。特に稲佐山から見える夜景は絶品です。
グラバー園でも冬場はライトアップされていて、花や景色がキレイに見えるんですよ。
◆最後に、これからロマン長崎としてどのように頑張っていきたいですか
たくさんの人に長崎に行ってみたいなと思ってもらえるように、自分の言葉で長崎の魅力を発信していきたいです。ロマンのお仕事をしていると、たくさんの人とつながりができるので、そのつながりを大切にしていきたいです。
ロマンの仕事も学校も病院での仕事も、全部楽しめているので、毎日がとても充実しています。支えてくれる周りのひとたちのおかげで、がんばれます。
キャンパスにて♪
◆感想
ゆったりと落ち着いた雰囲気は、剣道部で培われた経験によってちょっとやそっとのことでは動じないようになったところからきたのかなと感じました。
最年長ということもあって、頼もしさも感じますね!
地元長崎のすばらしさを伝えつつ、助産師になりたいという夢に向かって頑張って欲しいと思います。
ありがとうございました!!
井上瞳さん
話していただけることをメモしてきた几帳面な井上瞳さん。
大人っぽい見た目とは反して、インタビューでは緊張している様子が垣間見ることができました!
◆自己紹介をお願いします
長崎大学環境科学部で勉強をしています。
生まれも育ちも長崎なんですけど、転勤族だったのでいろいろと住んでいました。
◆大学ではどのようなことを勉強しているんですか
今年度からゼミに配属になったんですけど、環境教育というものを学んでいきたいなと思っています。
まだ深くは学んでいないんですけど、どうやって小さい子に環境の大切さを教えていくかや、今ある環境教育は本当に正しいものなのかということを考えたり、環境教育と観光を結びつけて観光の一環とならないかなと考えています。
本当は教育学部に行きたかったんですけど、センター試験の結果があまりよくなくて、県外の大学まで行く勇気がなかったので環境科学部に入りました。でもやっぱり小さい子と関わりたいので、環境教育を勉強しようと思いました。
◆趣味やサークル活動、好きなことがあれば教えてください
サークルは、バレーボールのサークルに入っています。高校生の頃からバレーボールをしていて、その頃はレフトをしていました。
今はサークルの時の人数次第でポジションをやっていて、ママさんバレーの大会になんか出ています。
ピアノを昔少しだけやっていて、今もたまに引いたりしますね。
あと食べることが好きです(笑)
サークルの友達と、焼肉を食べに行ったりします。
実家生なので、自炊はなかなかしませんね・・。
◆アルバイトは何をされているんですか
塾のアルバイトと、ホテルのコンパニオンを掛け持ちしています。なので、帰りが夜遅くなってしまうこともありますね。
◆実習は大変ですか、楽しいですか。
大変でしたけど、自分が知らないことをたくさん知ることができたのでためになったなと思いました。これまで関わったことのない人たちとも関わることができてよかったです。
◆なぜロマン長崎に応募しようと思ったんですか
もともと自分から進んで前に出るタイプではなかったんですけど、社会に出たら自分を出していかなければいけないので、挑戦してみようと思いましたし、自分自身が長崎で生まれて育っているので、まだ自分が知らない長崎を知ることができればなと思いました。
でもきっかけは、バイト先の方からロマン長崎を紹介されて応募しました。
両親は「あんたで大丈夫と!?」と心配していました(笑)
◆これまでのロマン長崎の活動で印象に残ったことはありますか
五月の半ばに神戸まつりに行かせていただいて、その時に初めてオープンカーに乗ってパレードに出て手を振るっていうことをしたんですけど、そういう機会ってないじゃないですか!でもそこで子どもさんやお年寄りの方が手を振り返してくださるのがすごく嬉しかったですね。
神戸まつりのパレードの様子
◆活動をされてからは不安でしたか、楽しみでしたか。
最初は、不安でした(笑)
うまく笑えるかなとか、ちょっと人見知りをしてしまうので初めてお会いする人とうまく喋られるかなとか、初めて行った土地でちゃんと振る舞えるかなとか、不安でしたね。
神戸まつりでは写真を撮られる方が多くて、ブースでパンフレットを配っている時にたくさん来られてびっくりしました。
その時は茨城や宮城、鳥取の方々も来ていて、いろんな人とつながりができました。
◆井上さんが紹介したい長崎の魅力とはなんですか
私はやっぱり食べることが好きで、長崎も食べ物がとても美味しくて、外国から伝わって長崎の文化になった和華蘭文化に絡んだ食べ物がたくさんあるので、他県の方々に食べてもらいたいなと思います。
トルコライスとかも美味しいですし、カステラなんかもたくさんお店があってザラメが入っているか入っていないかなんて食べ比べてみて欲しいですね。
本当はチョコレートも長崎に初めに伝わってきたんですけど、意外と知られていませんしね。
あとは、長崎の街を歩いてみて欲しいです。
グラバー園から中華街、お寺巡りなんか全部歩いて回ることができますし、路面電車に乗れば平和公園なんかも行くことができますしね。
◆最後に、これからロマン長崎としてどのように頑張っていきたいですか
もちろん長崎県外の人に長崎の魅力を知ってもらいたいと思っているんですけど、長崎に住んでいる人でもまだまだ長崎のいいところを知らない人もいると思うので、そんな方々にも長崎の街を歩いてもらえるようになって欲しいなと思います。
観光名所は知っていても、なぜそれがすごいのかとか、どういったものがあるとかまではなかなか説明できないんじゃないかなと思います。
個人的に、お寺巡りなんかもしてみたいなと思ってますね。
寺町というところに、たくさんお寺が並んでいるんですよ!
そんなところも、自分で紹介できるようになりたいなと思っています!
◆感想
大学のゼミ活動では本格的に自分の学びたい分野の勉強が始まり、アルバイトも掛け持ちしてらっしゃるということで、多忙な生活となりそうでしたが、無理をせずに頑張って欲しいと思いました!
インタビュー後には就活に対する不安も聞くことができました。
まだ少し自分に自信がなくて緊張をしてしまう様子でしたが、長崎の観光大使としての経験を積みつつ、胸を張ってロマン長崎の仕事や、社会に出ていけるようになって欲しいと思います!
ありがとうございました!!
とても素敵な三人でした♪
◆編集後記
長崎の観光大使という大役を務めていらっしゃる彼女たちでしたが、インタビューをすすめていると、就活や将来の仕事のために不安や努力をしている姿、またアルバイトや好きなことを楽しんでいる全く普通の大学生としての一面を知ることができました。
ロマン長崎への応募のきっかけも、知人や親御さんの紹介ということでしたが、そこから一歩を踏み出す勇気と投げ出さないやる気があってこそ彼女たちは今輝いて見えるのだと思います。
ロマン長崎はミス長崎が前身であり、平成11年の「男女共同参画都市宣言」を受けて男性も応募することができるようになりました。
“自信の持てない自分を変えたい”“長崎のことをもっと知ってもらいたい”
という方がいればぜひ応募していただいて、長崎をもっと盛り上げていっていただければと思います!
そして、これからも長崎で頑張るキレイな女性を応援していきたいと思います!
(インタビュー・文 中元喬介)
参考資料
・一般社団法人長崎国際コンベンション協会HP
http://www.at-nagasaki.jp/nitca/index.php
・日本開港五都市観光協議会HP